クラウド顧客管理大手のセールスフォース・ドットコム（@CRM/U）は第4四半期（2020年11月〜21年1月）決算を発表し、売上高が前年同期比19.91％増の58億1700万ドルに伸びるなか、純損益が2億6700万ドルの黒字に転換したことを明らかにした(前年同期は2億4800万ドルの赤字)。
　特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は1.04ドル。売上高、同EPSともに市場予想（それぞれ約56億8100万ドル、約0.75ドル）を上回っている。
　主力のサブスクリプション・サポートの売り上げが20.00％増の54億7600万ドルに拡大した（内訳は、セールスクラウドが13億5600万ドル、サービスクラウドが14億4600万ドル、プラットフォーム・その他が18億500万ドル）。
　全体の前受収益は18.68％増の126億700万ドルに伸びている。
　会社側は22年1月期通期業績について、売上高を256億5000万〜257億5000万ドル、調整後の希薄化後EPS（非GAAP）を3.39〜3.41ドルと予想した。第1四半期(2〜4月)は、それぞれ58億7500万〜58億8500万ドル、0.88〜0.89ドルに見込んでいる。


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