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2021/02/08 09:28

リジェネロンの4Qは上振れ 無料記事

 バイオ医薬品大手のリジェネロン・ファーマシューティカルズ(@REGN/U)は第4四半期(2020年10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比30.01%増の24億2290万ドル、純利益が45.10%増の11億4920万ドルに伸びたことを明らかにした。
 特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は9.53ドル。売上高が市場予想(約24億2200万ドル)とほぼ一致したほか、同EPSが市場予想(約8.43ドル)を上回る。
 部門別の売上高は、薬品が26.07%増の16億2180万ドル、仏サノフィ・コラボレーションが85.65%増の3億1710万ドル、独バイエル・コラボレーションが16.02%増の3億6060万ドルに伸びた。
 サノフィとバイエルからのコラボ収入を含めた製品別売り上げでは、主力の新生血管加齢黄斑治療薬「EYLEA」と、サノフィが販売しているアトピー性皮膚炎治療薬「Dupixent」が好調。それぞれ10%増の22億200万ドル、56%増の11億7200万ドルに拡大した。また、新型コロナウイルスの抗体カクテル「REGN-COV2」の売り上げ(米国政府による調達額)は1億4550万ドルに上っている。同薬品は20年11月、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を得た。


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