ネットセキュリティー大手のチェック・ポイント(@CHKP/U)は第4四半期(2020年10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比3.67％増の5億6380万ドルに伸びたものの、コスト増で純利益が前年から微減(↓0.55％)の2億7080万ドルにとどまったことを明らかにした。
　売上高、希薄化後EPS(1.95ドル)はともに市場予想(それぞれ約5億5538万ドル、約1.86ドル)を上回る。20年12月末時点の繰延収益は、前年同期比7％増の14億8200万ドルに伸びた。
　部門別の売上高は、ソフトウェア・アップデート＆メンテナンスが0.67％増の2億2370万ドル、セキュリティ・サブスクリプションが9.65％増の1億7950万ドル、製品・ライセンスが1.70％増の1億6060万ドルに上向いている。
　全体の営業利益は0.84％増の2億5140万ドルだった（営業利益率は46→45％に低下）。
　株式関連報酬費用、無形資産償却・買収関連費用などを考慮した場合、調整後の純利益（非GAAP）は0.56％増の3億100万ドル、調整後の希薄化後EPS（同）は2.17ドルとなる（市場予想は約2.11ドル）。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。