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2021/03/05 12:15

コストコの2Qは希薄化後EPSが下振れ 無料記事

 会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセールは第2四半期(2020年12月〜21年2月)決算を発表し、売上高が前年同期比14.58%増の447億6900万ドル、純利益が同2.14%増の9億5100万ドルに伸びたことを明らかにした。
 売上高が市場予想(約438億800万ドル)を上回る半面、希薄化後EPS(2.14ドル)は市場予想(約2.43ドル)を下回っている。
 全体の既存店売上高は13.0%増加(ガソリン価格の変動や為替の影響を除いた場合は12.9%増)。地域別では、米国が11.4%、カナダが13.4%、海外が21.5%ずつ伸びている。Eコマース部門は75.8%増加した。
 部門別の売上高は、商品販売(純売上高)が14.72%増の438億8800万ドル、会費収入が7.96%増の8億8100万ドルに伸びている。
 ただ、利益の伸びは小幅。商品の仕入れ費用が膨らんだことなどで営業利益が5.84%増の13億4000万ドル、非支配持分を含む純利益が2.53%増の9億7100万ドルにとどまった。


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