2021/06/21 11:05
ブリストル・マイヤーズ、抗体薬物複合体の開発でエーザイと提携
バイオ医薬品大手ブリストル・マイヤーズ スクイブ(@BMY/U)は先週、日本のエーザイと抗体薬物複合体(ADC)「MORAB-202」に関して共同開発・製品化に向けて独占的な提携を結んだ。両社は早ければ2022年にも、同薬品の臨床試験を始める計画だ。
エーザイと契約を結ぶに当たり、ブリストルは一時金(研究・開発費を含む)として6億5000万ドル、開発成功・マイルストーン達成で最大25億ドルを支払う。その代わりに米国内での販売権利を得る。
次世代のがん治療とも呼ばれるADCを巡っては、世界の医薬品メーカーが開発にしのぎを削っている。米国では、メルクやギリアド・サイエンシズが買収によって自社パイプラインに組み込んだ。メルクと協力しているバイオ医薬品メーカーのイミュノジェン(@IMGN/U)は卵巣がん治療薬の開発に注力し、早ければ来年にも米食品医薬品局(FDA)に承認申請したい考えだ。
このほか、英アストラゼネカは19年に第一三共と提携を発表。両社の陽性胃がん治療薬「トラスツズマブ デルクステカン」は今年1月、FDAから販売承認を取得している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
エーザイと契約を結ぶに当たり、ブリストルは一時金(研究・開発費を含む)として6億5000万ドル、開発成功・マイルストーン達成で最大25億ドルを支払う。その代わりに米国内での販売権利を得る。
次世代のがん治療とも呼ばれるADCを巡っては、世界の医薬品メーカーが開発にしのぎを削っている。米国では、メルクやギリアド・サイエンシズが買収によって自社パイプラインに組み込んだ。メルクと協力しているバイオ医薬品メーカーのイミュノジェン(@IMGN/U)は卵巣がん治療薬の開発に注力し、早ければ来年にも米食品医薬品局(FDA)に承認申請したい考えだ。
このほか、英アストラゼネカは19年に第一三共と提携を発表。両社の陽性胃がん治療薬「トラスツズマブ デルクステカン」は今年1月、FDAから販売承認を取得している。
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