オンラインスポーツ賭博オペレーターのドラフト・キングス(@DKNG/U)は第4四半期（10〜12月）決算を発表し、売上高が前年同期比146％増の3億3200万ドルに拡大したことを明らかにした。事業統合を考慮したプロ・フォーマベースの増収率は98％。売上高は市場予想の約2億3304万ドルを大きく上回った。
　同四半期に主要スポーツイベントが実施されたことが好業績に寄与。NFLシーズンが開催される中、ニュージャージー州での急成長が継続した。消費者向け（B2C）事業の月間ユニーク・ペイヤー数（MUPs）は44％増の150万人に上り、1人当たり平均売上高（ARPMUP）は55％増の65ドル/月に達している（20年通期ベースのARPMUPは39→51ドルに上昇）。
　特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は、マイナス0.24ドルとなり市場予想（マイナス0.433ドル）を上回った。
　業績の拡大や、州単位でのスポーツ・ベッティング、オンラインカジノの認可拡大を考慮し、会社側は業績ガイダンスを上方修正。21年通期の予想売上高を7億5000万〜8億5000万ドル→9億〜10億に引き上げた（前年比40〜55％増収）。


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