4日のNYアフターマーケットでは、画像検索・共有アプリのピンタレスト(@PINS/UA)が終値比9.76％高の85.44ドルと急騰した（通常取引は前日比0.91％高の85.44ドルで終了）。足元の好業績が刺激材料だ。
　引け後に発表した第4四半期（10〜12月）決算は、売上高が前年同期比76.44％増の7億561万ドルに拡大するなか、純損益が2億784万ドルの黒字に転換するという結果で（前年同期は3571万ドルの赤字）、売上高、希薄化後EPS（0.30ドル）ともに市場予想（それぞれ約6億4587万ドル、約0.14ドル）を大きく上回った。
　全体の月間アクティブユーザー数（MAUs）は37％増の4億5900万人に伸び（米国が11％増の9800万人、海外が46％増の3億6100万人）、市場予想の約4億4940万人を上回った。ユーザー平均売上額（ARPU）は28.68％増の1.57ドルに上昇（米国が49％増の5.94ドル、海外が67％増の0.35ドル）。こちらも市場予想（約1.47ドル）を上回っている。
　ガイダンスも強気。会社側は第1四半期（1〜3月）の増収率を「70％台前半」と予想した（市場予想：約57％増）。


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