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2021/02/26 13:54

ゼットスケーラーの2Qは55%増収、通期ガイダンスを上方修正 無料記事

 クラウドセキュリティを手掛けるゼットスケーラー(@ZS/U)は第2四半期(20年11月〜21年1月)決算を発表し、売上高が前年同期比55.07%増の1億5704万ドルに伸びる一方、純損失が6754万ドルに拡大したことを明らかにした(前年同期は2915万ドルの純損失)。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は前年同期と同水準の0.10ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約1億4744万ドル、約0.08ドル)を上回る。
 顧客企業のデジタル化加速が寄与し、業績が順調に拡大した。同四半期の請求額(Calculated Billings)は71%増の2億3200万ドル、繰延収益は60%増の4億4680万ドルに伸長している。
 利益面では赤字が継続(営業損益は5389万ドルの赤字)。株式報酬、無形資産償却などを考慮した場合、調整後営業利益(非GAAP)は19.61%増の1479万ドルとなる。フリー・キャッシュフローは1803万ドルの黒字に転じている(前年同期は192万ドルの赤字)。同マージンはマイナス2%→11%に上昇した。
 21年7月通期の業績ガイダンスを上方修正。売上高を6億800万〜6億1200万ドル→6億3400万〜6億3800万ドル、調整後希薄化後EPS(非GAAP)は0.37〜0.38ドル→0.39〜0.40ドルにそれぞれ引き上げている。


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