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2021/02/26 17:15

HPインクの1Q7%増収、PC販売台数は15%増加 無料記事

 PC・プリンター大手のHPインク(@HPQ/U)は第1四半期(20年11月〜21年1月)決算を発表し、売上高が前年同期比7.03%増の156億4600万ドル、純利益が同57.52%増の10億6800万ドルに拡大したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は41.53%増の0.92ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約149億7200万ドル、約0.66ドル)を上回る。
 部門別の売上高は、パーソナルシステム(PC販売)が7%増の106億ドル、プリンティング(プリンタ販売)が7%増の50億ドルに伸びている。
 PCの総販売台数は15%増加。新型コロナウイルス感染拡大を受けた在宅勤務や在宅学習需要の増加でノートPCの販売台数が33%伸びた(デスクトップの販売台数は23%減少)。また、家庭用がけん引する形で、プリンター本体の販売台数も16%増加している。
 全体の営業利益は52.71%増の13億2100万ドルに上向いた。リストラ費用や無形資産償却などを考慮した場合、調整後の営業利益は24.95%増の14億7700万ドルとなる。
 会社側は21年第2四半期(2〜4月)の業績動向について、GAAPベースの希薄化後EPSを「0.82〜0.88ドル」、調整後・希薄化後EPS(非GAAP)を「0.84〜0.90ドル」と予想した。


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