6日のNY株式市場では、在宅フィットネス企業のペロトン・インタラクティブ(@PTON/U)が前日比5.77％高の115.38ドルと急反発して取引を終えた。ブローカーが強気な見通しを示したことが追い風だ。
　クレディ・スイスは最新リポートで、ペロトンのカバーを開始し、「アウトパフォーム」の投資判断と164ドルの目標株価を付与した。今回の新規カバレッジは、「ペロトンが単なるコロナ恩恵銘柄で終わらない」との予想に基づくもの。「供給がタイトな制限下で自転車型トレーニングマシンとウォーキングマシンという限られた製品で成功してきたが、今後は製品ポートフォリオを拡大し、新しいコンテンツを投入し、新マーケットに参入することで顧客基盤を拡大できるはず」と期待している。
　一方、コロナ禍後の見通しに慎重なブローカーもいる。例えばエバーコアISIは最新リポートで、投資判断を「アウトパフォーム」から「インライン」に引き下げ、目標株価を160→125ドル（↓22％）に下方修正した。「在宅フィットナスが広がるトレンドの明らかな受益者だが、株価は短期的に横ばいだろう」と予想している（株価が大きく下落した場合は押し目買いを推奨）。


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