歯列矯正システム大手のアライン・テクノロジー（@ALGN/U）は第1四半期（1〜3月）決算を発表し、売上高が前年同期比62.40％増の8億9477万ドルに拡大したものの、税効果に伴う調整で純利益が同86.80％減の2億37万ドルに縮小したことを明らかにした。売上高は四半期ベースで過去最高を更新している。
　特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS（非GAAP）は2.61ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約8億2006万ドル、約2.04ドル）を上回った。
　主力製品「インビザライン」の出荷数が65.8％増の59万5820個に達するなか、同部門の売上高は56.4％増の7億5330万ドルに拡大している（世界全体の平均販売価格は1265ドル）。また、世界全体の利用者は累計で1000万人を超えた。
　全体の営業利益は、222.24％増の2億2544万ドルに膨らんでいる(営業利益率は12.7→25.2％に上昇)。
　21年通期業績に関しては、売上高を37億〜39億ドル(前年比で約50〜58％増)、営業利益率を23.5〜24.5％と予想した。


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