2021/07/15 11:03
ウェルズ・ファーゴの2Qは上振れ、最終利益が黒字に転換
金融大手のウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)は第2四半期(4〜6月)決算を発表し、純収益(売上高)が前年同期比10.84%増の202億7000万ドルに上向くなか、純損益が60億4000万ドルの黒字に転換したことを明らかにした(前年同期は38億4600万ドルの赤字)。
売上高、希薄化後EPS(1.38ドル)ともに市場予想(それぞれ約177億7400万ドル、約0.97ドル)を上回っている。
黒字転換の主因は、貸倒引当金を戻し入れたことによるもの(前年同期は貸倒引当金繰入として95億3400万ドルを計上)。
純収益の内訳は、純金利収入が11%減の88億ドルに縮小する半面、非金利収入が37%増の114億7000万ドルと好調だった。
部門別の純収益は、コーポレート&インベストメント・バンキングが17.76%減の33億3800万ドル、コマーシャル・バンキングが10.33%減の21億800万ドルに落ち込んだものの、主力のコンシューマー・バンキングが14.16%増の86億8600万ドル、ウェルス・投資管理が10.29%増の35億3600万ドルに伸びている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
売上高、希薄化後EPS(1.38ドル)ともに市場予想(それぞれ約177億7400万ドル、約0.97ドル)を上回っている。
黒字転換の主因は、貸倒引当金を戻し入れたことによるもの(前年同期は貸倒引当金繰入として95億3400万ドルを計上)。
純収益の内訳は、純金利収入が11%減の88億ドルに縮小する半面、非金利収入が37%増の114億7000万ドルと好調だった。
部門別の純収益は、コーポレート&インベストメント・バンキングが17.76%減の33億3800万ドル、コマーシャル・バンキングが10.33%減の21億800万ドルに落ち込んだものの、主力のコンシューマー・バンキングが14.16%増の86億8600万ドル、ウェルス・投資管理が10.29%増の35億3600万ドルに伸びている。
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