2021/07/26 10:22
米国株相場見通し:底堅い値動きか
今週のNY株式市場は、業績期待が強まる中で堅調な相場展開が続きそうだ。
主要企業の4 6月期決算は、総じて好調といえる。S&P500指数の構成銘柄に関しては、これまで発表された同期業績の約87%が市場予想を上回った。ソーシャルメディア(ツイッターやスナップなど)や半導体メーカー(エヌビディアやAMDなど)の決算内容が好感されたほか、ベライゾンやコカ・コーラ、ユナイテッドエアラインズなどでも業績の改善が確認されている。また今週も、好業績が見込まれる銘柄(テスラやマイクロソフト、フェイスブック、ファイザーなど)の決算発表が相次ぐ流れだ。
27 28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に対しても、市場関係者の間で楽観的なスタンスが目立つ。景気動向に関するパウエルFRB議長のコメントが気になるものの、現時点ではテーパリングの前倒しがないとの見方が多い。
ただ、世界的なデルタ株の感染拡大は気がかり材料。欧米で再び行動制限が課されていることは、高値警戒感がくすぶる米国市場の手じまい売りを誘発する可能性があろう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主要企業の4 6月期決算は、総じて好調といえる。S&P500指数の構成銘柄に関しては、これまで発表された同期業績の約87%が市場予想を上回った。ソーシャルメディア(ツイッターやスナップなど)や半導体メーカー(エヌビディアやAMDなど)の決算内容が好感されたほか、ベライゾンやコカ・コーラ、ユナイテッドエアラインズなどでも業績の改善が確認されている。また今週も、好業績が見込まれる銘柄(テスラやマイクロソフト、フェイスブック、ファイザーなど)の決算発表が相次ぐ流れだ。
27 28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に対しても、市場関係者の間で楽観的なスタンスが目立つ。景気動向に関するパウエルFRB議長のコメントが気になるものの、現時点ではテーパリングの前倒しがないとの見方が多い。
ただ、世界的なデルタ株の感染拡大は気がかり材料。欧米で再び行動制限が課されていることは、高値警戒感がくすぶる米国市場の手じまい売りを誘発する可能性があろう。
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