ペット用品通販大手のチューイー(@CHWY/U)は第1四半期（2〜4月）決算を発表し、売上高が前年同期比31.68％増の21億3517万ドルに拡大するなか、純損益が3871万ドルの黒字に転換したことを明らかにした（前年同期は4787万ドルの赤字）。希薄化後EPSは0.09ドル（前年同期はマイナス0.12ドル）。売上高、同EPSはともに市場予想（それぞれ約21億2900万ドル、約マイナス0.03ドル）を上回った。
　アクティブ購入者数が31.6％増の1976万5000人に伸びたことに加え、購入者1人あたりの売上平均が388ドル（↑8.7％）に上昇したことが3割増収につながった。サブスクリプションベースの自動再注文顧客売上高も34.4％増の14億8024万ドルと堅調。同販売の売上比率が69.3％（↑1.4ポイント）に上昇した。
　全体の粗利益率は27.6％（↑4.2ポイント）に上昇。最終利益率も1.8％（↑4.8ポイント）と黒字に転換した。減価償却や株式報酬を除いた調整後EBITDAは73.9％増の7735万ドルに膨らみ、市場予想（約3227万ドル）を大きく上回っている。
　堅調な業績を踏まえ、会社側は22年1月通期ガイダンスを上方修正。予想売上高を「88億5000万〜89億5000万ドル（前年比24〜25％増）」から「89億〜90億ドル（同25〜26％増）」に引き上げた。第2四半期（5〜7月）は21億5000万〜21億7000万ドル（前年同期比26〜28％増）を見込む。


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