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2021/02/05 11:36

ユニティ・ソフトウェアの4Qは39%増収、市場予想を上回る 無料記事

 ゲーム開発用ソフトウエアなどを手掛けるユニティ・ソフトウェア(@U/U)は第4四半期(10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比39.39%増の2億2033万ドルに伸びる半面、純損失が8350万ドルに拡大したことを明らかにした(前年同期は5057万ドルの純損失)。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)はマイナス0.10ドル(同マイナス0.79ドル)。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約2億540万ドル、約マイナス0.13ドル)を上回った。
 顧客基盤が拡大する中、売上高が約4割伸びた。年間売上高10万ドル超の大口顧客数は32.16%増の793に拡大。月間アクティブ・ユーザー数は63%増加し、同社プラットフォームを利用して制作されたアプリケーションは、月平均50億回ダウンロード(前年比41%増)されている。既存顧客の更新、利用サービスの拡大・縮小、解約などのパフォーマンスを測る指標のネット・エクスパンション・レート(net expantion rate、ドルベース)も133→138%に上昇している。
 部門別の売上高は、制作ソリューションが39%増の6690万ドル、運用ソリューションが55%増の1億3430万ドルに伸長した(戦略的パートナーシップ・その他は19%減の1910万ドル)。
 株式報酬費用など除いた調整後の営業損失(非GAAP)は2009万ドルとなる(前年同期は2386万ドルの営業損失)。
 会社側は21年通期の業績動向について、売上高を9億5000万〜9億7000万ドル(前年同期比23〜26%増)と予想。調整後の営業損益(非GAAP)はマイナス9000万〜マイナス1億500万ドルを見込んでいる。


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