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2021/04/23 10:50

インテルの1Q減収減益、データセンター向けが20%減収 無料記事

 半導体大手のインテル(@INTC/U)は第1四半期(1〜3月)決算を発表し、売上高が前年同期比0.78%減の196億7300万ドル、純利益が同40.62%減の33億6100万ドルに縮小したことを明らかにした。売却予定のNAND事業を除いた調整後売上高(非GAAP)は185億6600万ドルと市場予想(約177億3500万ドル)を上回ったものの、全体では減収減益と苦戦を強いられた。競争激化などでデータセンター向け事業の売上高が約20%落ち込んだことが響いている。
 部門別の売上高は、PC関連事業のクライアント・コンピューティング(CCG)が8.49%増の106億500万ドル、IoTが13.54%増の12億9100万ドルに伸びる一方、データセンター(DCG)が20.43%減の55億6400万ドル、ノン・ボラタイル・メモリーソリューション(NSG)が17.26%減の11億700万ドル、プログラマブル・ソリューション(PSG)が6.35%減の4億8600万ドルに縮小した。
 全体の粗利益率は60.6→55.2%(↓5.4ポイント)に低下。買収関連調整コストやNANDメモリ事業関連を除いた調整後の営業利益(非GAAP)は、17.04%減の60億9600万ドルとなる。
 会社側は21年第2四半期(4〜6月)の業績動向について、売上高を約178億ドルと予想(売却が決定しているNANDメモリ事業を除いた調整後ベース)。調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は1.05ドルを見込んでいる。
 


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