クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)は第2四半期（4〜6月）決算を発表し、売上高が前年同期比33.45％増の102億4300万ドルに伸びるなか、純利益が787.15％増の22億8000万ドルに膨らんだことを明らかにした。前年同期は15億5000万ドルの貸倒引当金繰入を計上していたが、当四半期は6億600万ドルを戻し入れたことが大幅増益に寄与している。
　売上高、希薄化後EPS(2.80ドル）ともに市場予想(それぞれ約96億3800万ドル、約1.62ドル)を上回る。
　部門別の売上高は消費者向けサービス（GCSG）が28％増の60億3900万ドル、法人向けサービス（GCS）が35％増の30億4900万ドル、決済ネットワークサービス（GMNS）が47％増の12億2800万ドルと好調だった。
　カード会員の総支出額は50％増の3161億ドル、会員1人あたりの平均支出額は3270→5051ドルに増加している。


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