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2021/02/26 10:26

ビヨンドミート:マクドナルド、ヤムとの戦略提携を相次ぎ発表 無料記事

 植物性代替肉メーカーのビヨンドミート(@BYND/U)は25日、ファストフードチェーン大手のマクドナルド(@MCD/U)、ヤム!ブランズ(@YUM/U)との戦略提携を相次ぎ発表した。イーサン・ブラウン最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で、「優れたパートナー2社を得た今日はとてもエキサイティングな日だ」とコメントしている。
 マクドナルドとの3年間のグローバル戦略提携契約では、すでに世界の一部市場で試験販売されている植物性代替肉「McPlant」のパテの優先サプライヤーにビヨンドミートが選ばれた。また、他のハンバーガー向けに豚肉、鶏肉、卵などを模した植物性代替食品の共同開発を検討しているという。
 ヤム!ブランズとの複数年のグローバル戦略提携契約では、「KFC」、「タコベル」、「ピザハット」など複数ブランド向けに植物性代替食品メニューの共同開発を進める。
 ビヨンドミートは両提携について、金銭面での条件など詳細を明らかにしていない。ブラウンCEOは電話会議で2021年の業績に与える影響について「かなり軽微」と説明する一方、「これらの提携は巨大な影響がある」と主張。「われわれ食品セクターでまとめることができる最大のディールだ」と強調した。
 この発表に先立ち、ビヨンドミートは先月26日に飲料・スナック大手ペプシコ(@PEP/U)と合弁会社「The PLANeT Partnership, LLC,(TPP)」を設立すると発表。共同で植物由来のタンパク質を原料としたスナック・飲料の開発・製造・販売に取り組む方針を示したばかりだ(出資額など金額面の条件は不明)。ブラウンCEOはこの件についても、詳細を明らかにすることを拒否している。


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