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2021/03/05 10:45

オクタ6%安、複数ブローカーが目標株価を下方修正 無料記事

 4日のNY株式市場では、企業向けクラウドID管理サービスを手掛けるオクタ(@OKTA/U)が前日比6.22%安の226.22ドルと急落して取引を終えた。グロース銘柄への逆風が強まるなか、複数の有力ブローカーが目標株価を引き下げたことが嫌気されている。
 オクタの目標株価を下方修正したのは、ドイツ銀行やパイパー・サンドラー。ドイツ銀は最新リポートで、310→270ドルに設定した(投資判断は「バイ」)。前日に発表された2022年1月期の予想売上高が市場予想に届かなかったことや、21年度第4四半期決算内容が市場が期待する範囲内だったことを理由に挙げている。
 また、パイパー・サンドラーも最新リポートで250→235ドルに引き下げ(投資判断は「ニュートラル」)。次世代型の統合認証基盤を提供する新興企業Auth0を「65億ドルで買収する」と発表したことを巡り、フリーキャッシュフローの減少につながる恐れがあると懸念している。
 前日に発表されたオクタの21年度第4四半期決算は、売上高と調整後の希薄化後EPS(非GAAP)がともに上振れていた。


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