2021/03/18 12:56
クラウドストライク6%高、4Q上振れなどを好感
17日のNY株式市場では、新興セキュリティソフトベンダーのクラウドストライク・ホールディングス(@CRWD/U)が前日比5.97%高の208.03ドルと急反発して取引を終えた。足元の好業績などがプラス材料視されている。
前日引け後に発表した第4四半期(20年11月〜21年1月)決算は、売上高が前年同期比74.17%増の2億6492万ドルに膨らむ中、純損失が1900万ドルに縮小するという結果で(前年同期は2840万ドルの純損失)、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、0.13ドル)はともに市場予想(それぞれ約2億5045万ドル、約0.09ドル)を上回った。
同四半期はサブスクリプション契約1480件を新規に獲得し、累計のサブスクリプション契約顧客件数が82%増の9896件に急拡大した。ARR(年間換算経常収益)が75%増の10億5000万ドルに膨らむなか、共同創業者のジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)はカンファレンスコールで「ARRが10億ドルの大台に到達したクラウド型SaaS企業としては3番目に速かった」とコメントしている(1番と2番はセールスフォースとズーム・ビデオ)。
新規顧客の開拓が進んでいるほか、既存顧客の利用ツール数も増加傾向にある。21年1月末時点で、4つ以上のソフトウエアモジュールを採用したサブスクリプション顧客数は63%増加した(5つ以上が47%増、6つ以上が24%増)。
会社側は22年1月通期の業績について、売上高を13億1040万〜13億2070万ドル、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を0.27〜0.30ドルと予想した。ともに市場予想(それぞれ約12億2000万ドル、約0.28ドル)を上回っている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表した第4四半期(20年11月〜21年1月)決算は、売上高が前年同期比74.17%増の2億6492万ドルに膨らむ中、純損失が1900万ドルに縮小するという結果で(前年同期は2840万ドルの純損失)、売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、0.13ドル)はともに市場予想(それぞれ約2億5045万ドル、約0.09ドル)を上回った。
同四半期はサブスクリプション契約1480件を新規に獲得し、累計のサブスクリプション契約顧客件数が82%増の9896件に急拡大した。ARR(年間換算経常収益)が75%増の10億5000万ドルに膨らむなか、共同創業者のジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)はカンファレンスコールで「ARRが10億ドルの大台に到達したクラウド型SaaS企業としては3番目に速かった」とコメントしている(1番と2番はセールスフォースとズーム・ビデオ)。
新規顧客の開拓が進んでいるほか、既存顧客の利用ツール数も増加傾向にある。21年1月末時点で、4つ以上のソフトウエアモジュールを採用したサブスクリプション顧客数は63%増加した(5つ以上が47%増、6つ以上が24%増)。
会社側は22年1月通期の業績について、売上高を13億1040万〜13億2070万ドル、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を0.27〜0.30ドルと予想した。ともに市場予想(それぞれ約12億2000万ドル、約0.28ドル)を上回っている。
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