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2021/02/08 12:42

ゴープロ19%安、4Q売上高の下振れを嫌気 無料記事

 先週末5日のNY株式市場では、ウェアラブルカメラ専門メーカーのゴープロ(@GPRO/U)が前日比19.14%安の8.39ドルと急落して取引を終えた。足元の販売下振れが嫌気されている。
 4日引け後に発表された第4四半期(10〜12月)決算は、売上高が前年同期比32.28%減の3億5777万ドル、純利益が同53.64%減の4441万ドルに落ち込むという減収減益の結果で、売上高が市場予想(約3億7350万ドル)を下回った。カメラユニット出荷数は40.33%減の110万8000ユニットに落ち込んでいる。
 コロナ禍に伴う欧州やアジアでの販売不振が痛手。地域別の売上高は、主力の米州が12.48%減の1億8570万ドル、欧州・中東・アフリカが42.62%減の8950万ドル、アジア太平洋が48.40%減の8260万ドルに縮小している。直販サイト「Gopro.com」を通じた販売が拡大(90.50%増の1億1640万ドル)するなど好材料もあるものの、実店舗での販売苦戦をカバーするには至らなかった。



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