2021/03/01 08:59
FDAがJ&Jの新型コロナワクチンを承認、米国で3番目
医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(以下J&J、@JNJ/U)は2月27日、開発した1回接種の新型コロナウイルスワクチンについて、米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可(EUA:Emergency Use Authorization)を承認したと発表した。米国当局が承認したワクチンとしては、ファイザー(@PFE/U)製、モデルナ(@MRNA/U)製に次いで3つ目となる。ファイザー製、モデルナ製と異なり、J&J製ワクチンは2回目の接種が必要ない上、冷蔵庫の温度(2〜8度)で最大3カ月間保存できる。
J&Jはすでにワクチンの出荷を開始。3月末までに約2000万人分のワクチンを提供する予定だ。上半期のうちに、累計で1億人分のワクチンを出荷する計画も進めている。
今月4日に提出した臨床データによると、第3相臨床試験全体で同ワクチンの予防効果が約66%に上った。地域別で数値が異なり、米国で72%、ラテンアメリカで66%、(変異株の感染が広がる)南アフリカで57%となっている。
26日に開かれた外部有識者で構成される諮問委員会では、「賛成22、反対0」の全会一致で緊急使用許可の承認がFDAに勧告されていた。J&Jは今後、追加データを引き続き収集し、2021年下半期に正式な生物製剤認可申請(BLA:Biologics License Application)を行う予定だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
J&Jはすでにワクチンの出荷を開始。3月末までに約2000万人分のワクチンを提供する予定だ。上半期のうちに、累計で1億人分のワクチンを出荷する計画も進めている。
今月4日に提出した臨床データによると、第3相臨床試験全体で同ワクチンの予防効果が約66%に上った。地域別で数値が異なり、米国で72%、ラテンアメリカで66%、(変異株の感染が広がる)南アフリカで57%となっている。
26日に開かれた外部有識者で構成される諮問委員会では、「賛成22、反対0」の全会一致で緊急使用許可の承認がFDAに勧告されていた。J&Jは今後、追加データを引き続き収集し、2021年下半期に正式な生物製剤認可申請(BLA:Biologics License Application)を行う予定だ。
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