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2021/02/24 09:51

トール・ブラザーズの1Qは上振れ 無料記事

 高級住宅建設大手のトール・ブラザーズ(@TOL/U)は第1四半期(2020年11月〜2021年1月)決算を発表し、売上高が前年同期比17.42%増の15億6337万ドル、純利益が同69.66%増の9649万ドルに伸びたことを明らかにした。
 売上高、希薄化後EPS(0.76ドル)ともに市場予想(それぞれ約13億4400万ドル、約0.45ドル)を上回る。
 部門別の売上高は、住宅販売が8.73%増の14億1070万ドル、土地販売が4.47倍の1億5267万ドルに拡大した。
 全体の粗利益は23.99%増の3億2984万ドル。販管費を3.56%減の2億1073万ドルに圧縮するなか、2.50倍の1億1911万ドル、税引き前利益は93.237%増の1億2740万ドルに伸びた。
 住宅販売動向では、平均販売価格が80万5300→79万3900ドルに低下したものの、引き渡し戸数が1611→1777戸に伸びた。
 平均契約額は82万4600→87万2600ドルに上昇、契約戸数は1806→2874戸に増加している。
 受注残は、平均受注額が0.30%減の84万900ドルに低下するが、受注戸数が37.56%増の8888戸に上向いた。金額ベースでは、37.12%増の74億7350万ドルに伸びている。
 会社側は第2四半期の動向に関し、引き渡し戸数を約2175戸、平均販売価格を78万5000〜80万5000ドルと予想した。


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