2021/03/03 11:01
中国新興EVのニーオが13%安、納車台数の増加ペース鈍化を警戒
2日のNY株式市場では、中国新興EVメーカーのニーオ(蔚来汽車、@NIO/U)が前日比13.00%安の43.29ドルと急反落して取引を終えた。納車台数の増加ペースが鈍化することが警戒されている。
同社は引け後に第4四半期(10〜12月)決算を発表するとともに、21年度第1四半期(1〜3月)の納車台数を前期比約15〜18%増の2万〜2万500台と予想した(20年10〜12月期:1万7353台)。月次納車台数は、1月に7225台、2月に5578台で推移しているため、3月に「7197〜7697台」を見込んでいることになる。
創業者の李斌・董事長はカンファレンスコールで生産遅延に言及。2月時点で月間生産能力を7500台→1万台(↑33%)に引き上げたものの、半導体チップとバッテリーの不足によって第2四半期(4〜6月)にかけて月産7500台ペースに戻る必要があるという(なお、会社側は7月に生産が年産15万台ペースに再拡大すると想定。22年初までに年産30万台ペースに引き上げる可能性がある)。
同社は昨年、コロナ禍が一時的に逆風となったものの、その後は段階的に販売を伸ばしてきた。20年の月次販売台数は、1月(1598台)、2月(707台)と苦戦していたものの、3月(1533台)、4月(3155台)、5月(3436台)、6月(3740台)、7月(3533台)、8月(3965台)、9月(4708台)、10月(5055台)、11月(5291台)、12月(7077台)に拡大している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社は引け後に第4四半期(10〜12月)決算を発表するとともに、21年度第1四半期(1〜3月)の納車台数を前期比約15〜18%増の2万〜2万500台と予想した(20年10〜12月期:1万7353台)。月次納車台数は、1月に7225台、2月に5578台で推移しているため、3月に「7197〜7697台」を見込んでいることになる。
創業者の李斌・董事長はカンファレンスコールで生産遅延に言及。2月時点で月間生産能力を7500台→1万台(↑33%)に引き上げたものの、半導体チップとバッテリーの不足によって第2四半期(4〜6月)にかけて月産7500台ペースに戻る必要があるという(なお、会社側は7月に生産が年産15万台ペースに再拡大すると想定。22年初までに年産30万台ペースに引き上げる可能性がある)。
同社は昨年、コロナ禍が一時的に逆風となったものの、その後は段階的に販売を伸ばしてきた。20年の月次販売台数は、1月(1598台)、2月(707台)と苦戦していたものの、3月(1533台)、4月(3155台)、5月(3436台)、6月(3740台)、7月(3533台)、8月(3965台)、9月(4708台)、10月(5055台)、11月(5291台)、12月(7077台)に拡大している。
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