3日のNY株式市場では、音楽ストリーミング大手のスポティファイ(@SPOT/U)が前日比8.06％安の317.25ドルと急反落で取引を終えた。売上高ガイダンスの下振れを受け、成長鈍化が警戒されている。
　同社はこの日、21年第1四半期（1〜3月）の動向に関し、売上高を19億9000万〜21億9000万ユーロ、MAUsを3億5400万〜3億6400万人と予想した。予想売上高の中間値（20億9000万ドル）は前年同期比で13％増の水準にとどまり、市場予想（約22億ドル）を下回っている。
　なお、第4四半期（10〜12月）決算は、売上高が前年同期比16.87％増の21億6800万ユーロに伸びるなか、純損失が1億2500万ユーロに縮むという結果（前年同期は2億900万ユーロの純損失）。売上高が市場予想（約21億5400万ユーロ）を上回った。月間アクティブユーザー数（MAUs）は27.30％増の3億4500万人に伸び、こちらも市場予想（約3億4380万人）を上回っている。


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