8日のNYアフターマーケットでは、オンライン教育サービス大手のチェグ(@CHGG/UA)が終値比4.78％高の106.90ドルと急伸した（通常取引では前日比0.15％安の102.00ドルで取引を終了）。足元業績の上振れが好感されている。
　引け後に発表した第4四半期（10〜12月）決算は、売上高が前年同期比63.92％増の2億572万ドル、純利益が同217.17％増の2604万ドルに拡大するという結果で、売上高、調整後・希薄化後EPS（非GAAP、57.14％増の0.55ドル）ともに市場予想（それぞれ約1億8953万ドル、約0.48ドル）を上回った。
　ガイダンスも強気。会社側は第1四半期（1〜3月）の売上高について、1億8200万〜1億8500万ドルと予想した。前年同期（1億3159万ドル）を38〜40％上回る水準だ。通期の予想売上高については、7億8000万〜7億9000万ドルに上方修正（昨年10月時点では約7億7500万ドルと予想）。こちらも市場予想の約7億7920万ドルを上回った。
　Dan Rosensweig最高経営責任者(CEO)は「コロナ禍によって加速したオンライン学習への大規模なシフトは、不可逆的なトレンドだ。そのトレンドは継続しており、21年業績ガイダンスを引き上げる自信につながっている」とコメントした。


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