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2021/03/04 16:45

スプランクの4Q上振れ、クラウドARRは83%伸長 無料記事

 Webデータ分析ソフト大手のスプランク(@SPLK/U)は第4四半期(20年11月〜21年1月)決算を発表し、売上高が前年同期比5.82%減の7億4507万ドルに縮小する中、純損失が1億3954万ドルに拡大したことを明らかにした(前年同期は2272万ドルの純損失)。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は60.41%減の0.38ドル。売上高、同EPSともに市場予想(約6億7781万ドル、約0.03ドル)を上回る。
 主力業務をクラウド・サブスクリプション型に移行させる中、全体では減収を強いられたものの、クラウドARR(年間経常収益)は83%増の8億1000万ドルに伸長した。総ARRは41%増の23億6000万ドルに拡大している。項目別の売上高は、ライセンスが21.56%減の4億595万ドル、保守・サービスが3.73%減の1億6772万ドルに縮小する一方、クラウド・サービスが72.40%増の1億7139万ドルに伸びている。
 顧客基盤も順調に拡大。ARRが100万ドル以上の大口顧客は、前年同期比44%増の510社に伸びている。
 会社側は22年第1四半期(2〜4月)の業績動向について、総ARRを24億2000万〜24億4000万ドル、売上高を4億8000万〜5億ドルと予想。非GAAPベースの営業利益率はマイナス30%を見込んでいる。


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