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2021/11/25 11:07

ギャップ24%安、一部アパレル・小売りに浴びせ売り 無料記事

 24日のNY株式市場では、アパレル大手のギャップ(@GPS/U)が前日比24.05%安の17.84ドルと急落して取引を終えた。前日引け後に発表された決算が下振れたことが嫌気されている。
 2021年8〜10月期決算は、売上高と調整後の希薄化後EPS(非GAAP)がともに市場予想を下回った。世界的なサプライチェーンの混乱を受け、製品供給に遅れが発生したことや輸送費用が増加したことが業績を押し下げている。
 今週に入って決算を発表したアパレル・小売企業では、市場予想に届かなかったことやコスト増に伴って利益率が低下したことなどを理由に株価を大きく下げているケースが目立つ。
 ギャップ以外では、百貨店チェーンのノードストロム(@JWN/U)が24日に29.03%安に沈んだ。このほか、23日に決算を発表したスポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ(@DKS/U)とカジュアル衣料のアバクロンビー&フィッチ(@ANF/U)は2日にわたって売られている。
 輸送費用の上昇などで利益率が低下した家電量販店のベスト・バイ(@BBY/U)も23日と24日に、それぞれ約12.3%、約3.6%ずつ値を下げた。


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