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2022/04/28 11:31

クアルコムの2Qは4割増収、売上高・EPSともに上振れ 無料記事

 携帯電話向け半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)は第2四半期(1〜3月)決算を発表し、売上高が前年同期比40.69%増の111億6400万ドル、純利益が同66.51%増の29億3400万ドルに拡大したことを明らかにした。投資部門(QSI)を除いた調整後の売上高(非GAAP)は40.79%増の111億5800万ドルとなり、市場予想の約105億9700万ドルを上回った。
 半導体の製造販売を手掛けるQCT部門の売上高は52%増の95億4800万ドルに拡大。主力のモバイル向け半導体がけん引したほか、RFフロントエンド製品や車載半導体、IoT向けなどその他の製品セグメントも軒並み2ケタ超の増収を記録した。同部門の製品セグメント別売上高は、モバイル向けが56%増の63億2500万ドル、RFフロントエンド製品が28%増の11億6000万ドル、車載向けが41%増の3億3900万ドル、IoT向けが61%増の17億2400万ドルに伸びている。
 全体の営業利益は78.11%増の38億5800万ドル。株式報酬などを除いた場合、調整後の営業利益(非GAAP)は63.69%増の43億7400万ドル、同ベースの希薄化後EPSは3.21ドルとなる(市場予想は約2.93ドル)。
 会社側は22年第3四半期(4〜6月)の業績動向について、売上高を105億〜113億ドル(QCT売上高とQTL売上高をそれぞれ91億〜96億ドル、14億〜16億ドル)、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を2.75〜2.95ドルと予想している。


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