2021/12/01 09:21
ダラー・ツリー5%安、ゴールドマンが目標株価を23%引き下げ
30日のNY株式市場では、1ドル均一ショップ大手のダラー・ツリー(@DLTR/U)が前日比5.32%安の133.83ドルと急落して取引を終えた。有力ブローカーによる格下げと目標株価の引き下げが逆風だ。
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、投資判断を「バイ」→「ニュートラル」、目標株価を150→116ドル(↓約23%)に引き下げ。その理由として、旗艦ブランドの「ダラー・ツリー」と「ファミリー・ダラー」の両店舗で顧客が減少傾向にあることを挙げた。また、低価格志向の消費者が今後は生活必需品の購入を増やさざるを得なくなると予想している。
各種コストが上昇するなか、ダラー・ツリーは11月に「来年2〜4月期末までにダラー・ツリー全店舗で商品を1.25ドルに引き上げる」と発表した。値上げによってコストの増加分を吸収し、利益を確保する方針だ。このほか、アクティビスト(物言う株主)のマントル・リッジが同社発行済み株式を5%余り取得したことも明らかになっている。こうしたことが追い風となり、株価は11月24日に上場来最高値となる149.37ドルまで上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、投資判断を「バイ」→「ニュートラル」、目標株価を150→116ドル(↓約23%)に引き下げ。その理由として、旗艦ブランドの「ダラー・ツリー」と「ファミリー・ダラー」の両店舗で顧客が減少傾向にあることを挙げた。また、低価格志向の消費者が今後は生活必需品の購入を増やさざるを得なくなると予想している。
各種コストが上昇するなか、ダラー・ツリーは11月に「来年2〜4月期末までにダラー・ツリー全店舗で商品を1.25ドルに引き上げる」と発表した。値上げによってコストの増加分を吸収し、利益を確保する方針だ。このほか、アクティビスト(物言う株主)のマントル・リッジが同社発行済み株式を5%余り取得したことも明らかになっている。こうしたことが追い風となり、株価は11月24日に上場来最高値となる149.37ドルまで上昇した。
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