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2022/04/26 08:57

ツイッターがマスク氏の買収提案を受諾、株価は6%高 無料記事

 ソーシャルメディア大手のツイッター(@TWTR/U)は25日、テスラ創業者のイーロン・マスク氏からの買収提案を受け入れると発表した。以前発表したように1株当たり現金54.20ドルでマスク氏が私有化する内容(買収総額は440億ドル)。ツイッター株主や規制当局の承認などを待って、2022年内に手続きを完了する予定だ(完了後、ツイッターは非公開企業となる)。
 マスク氏は「言論の自由は機能する民主主義の基盤であり、ツイッターは人類の未来に不可欠な問題が議論されるデジタル都市の広場だ」とコメント。買収後の戦略については、「ツイッターをこれまで以上のものに改善したいと思う。新機能で製品を強化し、アルゴリズムをオープンソースにして信頼性を高め、スパムボットを打ち負かし、すべての人を認証したい。ツイッターには大きな可能性がある」と期待感を示した。
 ツイッターの取締役会は当初、15日に買収防衛策「ライツプラン(通称:ポイズンピル)」の採用を発表するなどマスク氏の買収提案を拒否する姿勢を示していたが、方針を一転させた形。月初に「ツイッター株9%超を取得した」と公表したマスク氏は14日に1株当たり54.20ドルでの買収提案を行った後、21日に同提案で必要な資金について計465億ドルの提供を約束するコミットメントを得たことも明らかにしていた(約255億ドルの債務融資枠+約210億ドルのエクイティ融資枠)。
 ツイッター株は25日、前日比5.66%高の51.70ドルと4日続伸して取引を終えた。


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