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2022/01/06 10:21

セールスフォース8%安、ブローカーの格下げを嫌気 無料記事

 5日のNY株式市場では、クラウド顧客管理大手のセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が前日比8.28%安の227.67ドルと急落して取引を終えた。ブローカーによる格下げが嫌気されている。
 UBS証券は最新リポートで投資判断を「バイ」→「ニュートラル」、目標株価を315→265ドルに下方修正。その理由として、今年は顧客のIT関連投資が減少する恐れがあることを挙げた。
 UBS証券が大手企業のIT部門幹部やセールスフォースのパートナー企業関係者から聞いたところ、顧客企業の販売・マーケティング関連の投資は2020年、21年に計画よりも前倒しで進んだ。新型コロナの感染拡大を受けた措置だという。このため、セールスフォースの23年1月期(22年2月〜23年1月)の成長率が押し下げられる可能性があると見ている。また、買収したミュールソフトについて、増収率が低下していることも懸念材料として挙げた。




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