2022/02/17 09:51
4Q下振れでロブロックス27%安、コロナ後の成長減速懸念も
16日のNY株式市場では、オンラインゲームプラットフォームを運営するロブロックス(@RBLX/U)が前日比26.51%安の53.87ドルと急落して取引を終えた。足元業績の下振れなどが嫌気されている。
前日引け後に発表された第4四半期(10〜12月)決算は、売上高が前年同期比83.46%増の5億6876万ドルに膨らむ一方、純損失が1億4329万ドルに拡大するという結果で(前年同期は5874万ドルの純損失)、繰延純収益を足した調整後・売上高(ブッキング、非GAAP)が同19.89%増の7億7011万ドルと市場予想(約7億8622万ドル)を下回った。希薄化後EPS(マイナス0.25ドル)も市場予想(約マイナス0.13ドル)を下回っている。1日当たりアクティブ・ユーザー数(DAUs)は33%増の4950万人に伸びた。
直近の月次業績も低調。会社側は22年1月のブッキングが2億2000万〜2億2300万ドル(前年同期比2〜3%増)で推移していることを明らかにしている(ブローカーによると、前年同期比の伸びは昨年10月が15%増、11月が23%増、12月が21%増だった)。
コロナ禍の懸念が薄れるなか、一部のブローカーはロブロックスの成長減速を警戒している。例えばジェフリーズは最新リポートで、「かって巣ごもりをしていた子供やティーンエイジャーが端末を置いて、現実世界に出かけ始めている。マネタイゼーションの指標は、総じて期待外れだった」と分析した。
一方、デイビット・バシュッキ最高経営責任者(CEO)はCNBCの番組で、利益の下振れについて「プラットフォームでマネタイゼーションを増やすチャンスは多い。まだ広告も3D没入型ショッピングもやっていない」と指摘。「質の高いユーザーを増やすことに注力し、マネタイゼーションを緩やかに行っている。ユーザー数とエンゲージメントの成長に注力している」と主張している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日引け後に発表された第4四半期(10〜12月)決算は、売上高が前年同期比83.46%増の5億6876万ドルに膨らむ一方、純損失が1億4329万ドルに拡大するという結果で(前年同期は5874万ドルの純損失)、繰延純収益を足した調整後・売上高(ブッキング、非GAAP)が同19.89%増の7億7011万ドルと市場予想(約7億8622万ドル)を下回った。希薄化後EPS(マイナス0.25ドル)も市場予想(約マイナス0.13ドル)を下回っている。1日当たりアクティブ・ユーザー数(DAUs)は33%増の4950万人に伸びた。
直近の月次業績も低調。会社側は22年1月のブッキングが2億2000万〜2億2300万ドル(前年同期比2〜3%増)で推移していることを明らかにしている(ブローカーによると、前年同期比の伸びは昨年10月が15%増、11月が23%増、12月が21%増だった)。
コロナ禍の懸念が薄れるなか、一部のブローカーはロブロックスの成長減速を警戒している。例えばジェフリーズは最新リポートで、「かって巣ごもりをしていた子供やティーンエイジャーが端末を置いて、現実世界に出かけ始めている。マネタイゼーションの指標は、総じて期待外れだった」と分析した。
一方、デイビット・バシュッキ最高経営責任者(CEO)はCNBCの番組で、利益の下振れについて「プラットフォームでマネタイゼーションを増やすチャンスは多い。まだ広告も3D没入型ショッピングもやっていない」と指摘。「質の高いユーザーを増やすことに注力し、マネタイゼーションを緩やかに行っている。ユーザー数とエンゲージメントの成長に注力している」と主張している。
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