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2022/01/11 14:31

米国株新興EVのリビアン引け後3%安、コープスCOOの退任を嫌気 無料記事

 10日のNYアフターマーケットでは、新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(@RIVN/UA)が終値比3.18%安の78.85ドルと値を下げた(通常取引では前営業日比5.61%安の81.44ドルで取引を終了)。生産を本格化させている最中、経営幹部の退任が報じられたことが嫌気されている。
 10日付ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)など複数現地メディアによると、同社のロッド・コープス最高執行責任者(COO)は昨年12月に退任した。会社側によると、同退任は数カ月前から段階的に計画されていたもの。コープス氏の職務はすでに幹部らによって引き継がれたという。
 昨年11月にナスダック上場を果たしたリビアンは、同年9月に電動ピックアップトラック「R1T」を初出荷したばかり。会社側の発表によると、21年通期の生産台数は1015台にとどまり、目標の「1200台」を下回った(納車台数は920台)。サプライチェーン問題のほか、複雑なバッテリーの量産化に苦戦しているとされる。競争激化観測も報じられるなか、先週6日には一時、公募価格(78ドル)を下回る水準まで売り込まれる場面もあった。


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