2022/02/16 11:04
エアビーアンドビーの4Q上振れ、市場予想を上回る
民泊プラットフォーム最大手のエアビーアンドビー(@ABNB/U)は第4四半期(10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比78.31%増の15億3219万ドルに伸びる中、純損益が5450万ドルの黒字に転換したことを明らかにした(前年同期は38億8785万ドルの赤字)。希薄化後EPSは0.08ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約14億5800万ドル、約0.03ドル)を上回った。
旅行需要の回復が業績に寄与。12月にオミクロン株拡大の影響など逆風があったものの、売上高は新型コロナ拡大以前の19年同期比で38%の伸びとなった。
宿泊予約(Nights and Experiences Booked)は前年同期比59%増の7340万泊に拡大。コロナ禍以前の19年第4四半期の水準をわずかに下回る水準(↓3%)まで回復している。地域別では引き続き北米や中南米地域が堅調。新型コロナ以前の宿泊予約をそれぞれ20%、22%ずつ上回った。一方、欧州・中東・アフリカ、アジア太平洋地域はオミクロン株の拡大で苦戦。宿泊予約が19年第4四半期の水準をやや下回って推移している。
全体の予約総額(Gross Booking Value)は91%増の113億ドルに伸長。宿泊予約件数の増加に加え、平均客室単価が上昇したことが寄与した。
会社側は22年第1四半期(1〜3月)の業績動向について、宿泊予約件数が19年第1四半期の水準を大幅に上回り、四半期ベースで過去最高を更新すると予想。そのうえで売上高を14億1000万〜14億8000万ドルに見込んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
旅行需要の回復が業績に寄与。12月にオミクロン株拡大の影響など逆風があったものの、売上高は新型コロナ拡大以前の19年同期比で38%の伸びとなった。
宿泊予約(Nights and Experiences Booked)は前年同期比59%増の7340万泊に拡大。コロナ禍以前の19年第4四半期の水準をわずかに下回る水準(↓3%)まで回復している。地域別では引き続き北米や中南米地域が堅調。新型コロナ以前の宿泊予約をそれぞれ20%、22%ずつ上回った。一方、欧州・中東・アフリカ、アジア太平洋地域はオミクロン株の拡大で苦戦。宿泊予約が19年第4四半期の水準をやや下回って推移している。
全体の予約総額(Gross Booking Value)は91%増の113億ドルに伸長。宿泊予約件数の増加に加え、平均客室単価が上昇したことが寄与した。
会社側は22年第1四半期(1〜3月)の業績動向について、宿泊予約件数が19年第1四半期の水準を大幅に上回り、四半期ベースで過去最高を更新すると予想。そのうえで売上高を14億1000万〜14億8000万ドルに見込んだ。
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