1日のNY株式市場では、石油大手シェブロン(@CVX/U)が前日比3.97％高の149.72ドルと、終値ベースの上場来高値を更新して取引を終えた(一時149.96ドルまで上昇)。自社株買い枠の拡大などが好感されている。
　シェブロンは同日開催した年次株主総会で、年間30億〜50億ドル相当としていた自社株買い枠を同50億〜100億ドルに引き上げると発表した。シェブロンはまた、1バレル当たりの営業費用について、2026年までに21年比で10％以上削減する目標を打ち出している。
　原油高も支援材料。WTI先物4月限の清算値は、前日比8％高の1バレル103.41ドルまで上がった。WTIの終値が100ドルを超えたのは2014年7月以来だ。
　ロシアによるウクライナ侵攻や原油高を受け、シェブロンの株価は足元で好調。年初から約25％上昇している。


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