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2022/07/20 10:37

ロッキード・マーチンの2Q下振れ、通期ガイダンスを下方修正 無料記事

 軍用航空機大手のロッキード・マーチン(@LMT/U)は第2四半期(4〜6月)決算を発表し、売上高が前年同期比9.29%減の154億4600万ドル、純利益が同82.97%減の3億900万ドルに縮小したことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は6.32ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約160億2900万ドル、約6.40ドル)を下回った。
 全部門で減収と苦戦を強いられた。会社側はサプライチェーン問題による生産遅延や顧客との契約のタイミングによる数量減少を理由に挙げている。部門別の売上高は、主力の航空機が12%減の58億6200万ドル、ミサイル&火器管制が7%減の27億4700万ドル、ロータリー&ミッションシステムが5%減の40億1200万ドル、宇宙部門が11%減の28億2500万ドルにそれぞれ縮小した。
 全体の受注残は22年6月末時点で1346億4100万ドルとなり、21年12月末時点からは0.52%減少した(航空機部門は同10.76%減)。
 通期ガイダンスを下方修正。会社側は22年12月通期の業績について、売上高を「約652億5000万ドル」、希薄化後EPSを「約21.55ドル」に見込んでいる(それぞれ従来予想の約660億ドル、約26.70ドルから引き下げ)。


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