ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)は19日、引け後に発表した第2四半期（4〜6月）決算資料で「広告付き低価格プラン」を2023年初に導入することを目指す方針を示した。今月13日にグローバルな広告技術パートナー・販売パートナーとしてIT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)を選定したことに続く動き。また、「広告支出が大きい少数の市場から始める可能性が高い」とも補足している。
　会社側は同計画に対する意欲を改めて示し、「他のイニシアチブと同様、私たちはそれを展開し、耳を傾け、学び、迅速に反復してオファーを改善する。そのため、数年後の私たちの広告ビジネスは、導入初日とはかなり異なってみえるようになるだろう」とコメント。従来型TVよりも優れた広告モデルも作り出し、長期的に会員数の大幅な増加と利益の成長につなげる考えを示した。
　ネットフリックスは長年、ストリーミング配信中に広告を流すことに抵抗してきたが、成長鈍化に伴って方針を転換したばかり。リード・ヘイスティング最高経営責任者(CEO)は今年4月、広告付き低価格プランの導入を検討する姿勢を表明している。


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