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2021/11/05 16:57

データドッグの3Q上振れ、通期ガイダンスを上方修正 無料記事

 クラウド運用監視システム大手のデータドッグ(@DDOG/U)は第3四半期(7〜9月)決算を発表し、売上高が前年同期比74.87%増の2億7048万ドルに拡大する中、純損失が548万ドルに縮小したことを明らかにした(前年同期は1515万ドルの純損失)。売上高、調整後・希薄化後EPS(非GAAP、160.00%増の0.13ドル)はともに市場予想(それぞれ約2億4782万ドル、約0.06ドル)を上回った。
 顧客セグメント別・製品別の販売が軒並み好調に推移した。販売が好調だったことに加え契約期間の延長(複数年の大規模案件の更新を含む)なども寄与し、全体のRPO(Remaining Performance Obligation)は127%増の7億1900万ドルに伸長している。9月末時点で年間経常収益(ARR)が10万ドル以上の大口顧客数は1800社に上り、前年比で66%増加している。
 好業績を踏まえ、会社側はガイダンスを上方修正。通期業績について、売上高を9億9300万〜9億9500万ドル(従来予想:9億3800万〜9億4400万ドル)、調整後・希薄化後EPS(非GAAP)を0.39〜0.40ドル(同:0.26〜0.28ドル)と予想した。


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