2021/12/07 10:22
メルク、コロナ経口薬の製造でサーモ・フィッシャーと協力
医薬品大手のメルク(@MRK/U)は6日、新型コロナ経口治療薬「モルヌピラビル」に関し、米国外向けの供給にあたって総合ライフサイエンス企業のサーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(@TMO/U)の協力を受けると発表した。
サーモ・フィッシャーは保有するカナダ・オンタリオ州の工場で「モルヌピラビル」を製造。メルクはカナダや英国、欧州連合(EU)、アジア太平洋、ラテンアメリカ向けに販売する。
「モルヌピラビル」については、すでに複数国の政府がメルクと調達で合意している。メルクはカナダに対して来年、50万回分を供給することが決まった(さらに50万回分を提供するオプション付き)。また、英国も条件付きながら国内での使用を許可している。
米国での使用に関しては、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が11月末、緊急使用許可(EUA)を出すよう推奨した。FDAは近く、諮問委員会の推奨に沿って承認を検討する予定だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
サーモ・フィッシャーは保有するカナダ・オンタリオ州の工場で「モルヌピラビル」を製造。メルクはカナダや英国、欧州連合(EU)、アジア太平洋、ラテンアメリカ向けに販売する。
「モルヌピラビル」については、すでに複数国の政府がメルクと調達で合意している。メルクはカナダに対して来年、50万回分を供給することが決まった(さらに50万回分を提供するオプション付き)。また、英国も条件付きながら国内での使用を許可している。
米国での使用に関しては、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が11月末、緊急使用許可(EUA)を出すよう推奨した。FDAは近く、諮問委員会の推奨に沿って承認を検討する予定だ。
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