2022/07/29 09:22
政策期待で太陽光発電銘柄が高い、サンランは30%高
28日のNY株式市場では、政策期待で太陽光発電銘柄が急騰。電力大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が前日比5.17%高、太陽光発電向けマイクロインバーターのエンフェーズ・エナジー(@ENPH/U)が7.62%高、住宅用ソーラー発電システム大手のサンラン(@RUN/U)が29.97%高、太陽光発電システムプロバイダーのソーラーエッジ(@SEDG/U)が4.92%高、太陽光発電モジュール大手のファーストソーラー(@FSLR/U)が15.29%高と買われた。
米上院民主党トップのシューマー院内総務と中道派マンチン議員が27日、税制・エネルギー・気候対策法案を巡り合意に達したことが追い風(マンチン議員は以前、同法案によるインフレ加速を警戒していた)。エネルギー・気候対策部分の新規支出が3690億ドルと以前の数兆ドルから規模が大きく縮小したとはいえ、バイデン政権の主要政策が動き出す格好だ。積極的な気候対策投資によって、米国の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに約40%削減することを目指す。来週にも「財政調整措置(リコンシリエーション)」を使って民主党単独で可決させる予定という(民主党が多数派の下院でも可決される見通し)。
同法案には、クリーンエネルギー税制優遇措置の10年延長が含まれている。業界成長のカギだった投資税額控除(ITC:Investment Tax Credit)は2020年に延長されていたが、今年末で減額するよう設定されていた。このほか、同法案には国内製造のインセンティブなども含まれている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米上院民主党トップのシューマー院内総務と中道派マンチン議員が27日、税制・エネルギー・気候対策法案を巡り合意に達したことが追い風(マンチン議員は以前、同法案によるインフレ加速を警戒していた)。エネルギー・気候対策部分の新規支出が3690億ドルと以前の数兆ドルから規模が大きく縮小したとはいえ、バイデン政権の主要政策が動き出す格好だ。積極的な気候対策投資によって、米国の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに約40%削減することを目指す。来週にも「財政調整措置(リコンシリエーション)」を使って民主党単独で可決させる予定という(民主党が多数派の下院でも可決される見通し)。
同法案には、クリーンエネルギー税制優遇措置の10年延長が含まれている。業界成長のカギだった投資税額控除(ITC:Investment Tax Credit)は2020年に延長されていたが、今年末で減額するよう設定されていた。このほか、同法案には国内製造のインセンティブなども含まれている。
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