週明け7日のNY株式市場では、再生エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が前営業日比4.95％高の84.18ドルと4日続伸で取引を終えた。ブローカーの格上げが好感されている。
　キーバンク・キャピタル・マーケッツは最新リポートで、ネクステラ・エナジーに対する投資判断を「セクターウェイト」から「オーバーウェイト」に引き上げた（目標株価は87ドルに設定）。
　今回の格上げは、ロシアによるウクライナ侵攻で原油・天然ガスの価格が高騰したことに絡み、クリーンエネルギーの相対的な割安感に着目したもの。「欧州の紛争で世界的にエネルギー価格が高騰しているため、ネクステラはエネルギー市場で魅力的な役割を果たすだろう。規制対象事業で燃料の多様性を持っているため、エネルギーコスト増の環境下では競争力向上の恩恵を受ける」と分析している。


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