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2022/05/13 14:20

3Q上振れでアファーム引け後34%高、通常取引も23%急伸 無料記事

 12日のNYアフターマーケットでは、後払い決済サービスを手掛けるフィンテック企業アファーム・ホールディングス(@AFRM/UA)が終値比33.59%高の24.10ドルと急騰した(通常取引は前日比23.31%高の18.04ドルと急伸して取引終了)。株価が年初から8割超下落していたこともあり、直近業績が上振れたことをきっかけにショートカバーが入ったようだ。
 この日引け後に発表された第3四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比53.79%増の3億5476万ドルに伸びるなか、純損失が5467万ドルに縮小するという結果で(前年同期は2億8705万ドルの純損失)、売上高、希薄化後EPS(マイナス0.19ドル)ともに市場予想(それぞれ約3億4433万ドル、約マイナス0.56ドル)を上回った。取引総額(GMV)が73%増の39億ドルに拡大し、マーチャント数、消費者数が順調に伸びている。また、ショッピファイ(@SHOP/U)との複数年提携契約を延長したことも明らかにした。
 会社側は通期ガイダンスを上方修正。22年度(21年7月〜22年6月)の予想業績について、売上高を「13億3000万〜13億4000万ドル(従来予想:12億9000万〜13億1000万ドル)」、GMVを「150億4000万〜151億4000万ドル(同:145億8000万〜147億8000万ドル)」に引き上げた。第4四半期(4〜6月)については、それぞれ3億4500万〜3億5500万ドル、39億5000万〜40億5000万ドルに見込む。
 21年1月に上場したアファームの株価は年初から下落基調が継続。11日引け時点(終値:14.63ドル)で、昨年11月の最高値(176.65ドル)から約92%、年初来でも約85%下落していた。


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