8日のNY株式市場では、アナログ半導体大手のNXPセミコンダクターズ(@NXPI/U)が前日比4.52％安の228.09ドルと急反落で取引を終えた（前日に過去最高値を更新していただけに、場中では一時、7.45％安の221.09ドルまで下落する場面もあった）。ブローカーがネガティブな評価を付与したことが嫌気されている。
　UBSは最新リポートで、NXPセミコンダクターズのカバーを開始し、「セル」の投資判断と170ドルの目標株価を付与した。「同業他社より出遅れる」との予想に基づいたもので、「堅実なビジネスで業界リーダーであり続けるものの、電気自動車(EV)でのチャンスが比較的少ないため、自動車関連事業（売上全体のほぼ半分）の成長ペースは自動車向け半導体の業界平均を下回るだろう」と予想。エステイ−マイクロエレクトロニクス(@STM/U)やオン・セミコンダクター(@ON/U)、独インフィニオンより不利なポジションにいると分析した。


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