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2021/10/18 10:41

ゴールドマン・サックスの3Q上振れ、アドバイザリー業務が好調 無料記事

 金融グループ大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)は第3四半期(7〜9月)決算を発表し、売上高(純収益)が前年同期比26.22%増の136億800万ドルに伸びる中、純利益(優先株式配当支払い前)が同59.72%増の53億7800万ドルに拡大したことを明らかにした。希薄化後EPSは14.93ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約116億300万ドル、約9.98ドル)を上回る。
 部門別の売上高は、資産運用が18%減の22億7900万ドルに縮小する半面、投資銀行が88%増の37億ドル、グローバル・マーケッツが23%増の56億1100万ドル、消費者・ウェルスマネジメントが35%増の20億1800万ドルに拡大している。
 投資銀行部門では、M&Aの増加に伴うアドバイザリー業務が伸びたほか、新株発行や社債、レバレッジッド・ファイナンスなど引き受け業務も好調だった(四半期ベースで同部門の過去2番目に高い純収益を記録)。トレーディング事業を手掛けるグローバルマーケッツ部門は、債券・為替・コモディティ関連は前年同期とほぼ同水準となった一方で、株式関連が51%増の31億300万ドルに伸び好業績に寄与している。


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