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2022/01/06 12:38

成長鈍化懸念でロク12%安、ブローカーが弱気の新規カバレッジ 無料記事

 5日のNY株式市場では、動画ストリーミング端末大手のロク(@ROKU/U)が前日比11.72%安の196.71ドルと急落して取引を終えた。ブローカーのネガティブ評価が嫌気されている。
 英証券大手のアトランティック・エクイティーズは最新リポートで、ロクのカバーを開始し、「アンダーウエイト」の投資判断を付与した(目標株価は136ドルに設定)。
 この投資判断は、「競争激化による成長鈍化を強いられる」という見方に基づくもの。これまで成功してきた米国市場で飽和状態に近づいているとの見解を示した。今後4年間で新規加入者数の伸びが鈍化していくと見込んでいる。韓国サムスンやLGなど主要メーカーが生産したTVセット、IT大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)やグーグルのストリーミング端末などとの争いに直面しつつあるという。
 推定では、ロクのアクティブ・アカウントの8割は米国に存在。米国市場でのシェアは34%に上るが、海外(カナダ、メキシコ、ブラジル、英国、フランスなど)ではわずか6%にとどまるという。



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