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2022/07/21 10:50

クルーズ大手カーニバルが引け後9%安、増資による希薄化を嫌気 無料記事

 20日のNYアフターマーケットでは、クルーズ大手のカーニバル・コーポレーション(@CCL/UA)が終値比9.29%安の10.06ドルと急落した(通常取引では前日比7.05%高の11.09ドルと大幅に4日続伸して終了)。増資による希薄化が懸念されている。
 同社はこの日引け後、新株の発行を通じ、約10億ドルを調達する計画を発表した。調達した資金は、2023年に満期を迎える債務への対応などを含む一般運営資金に充てる。主幹事・引受人にはゴールドマン・サックス(@GS/UA)を起用した。
 その後に発表された別のプレスリリースによると、1株当たりの発行価格は9.95ドル(20日終値11.09ドルを約10%下回る水準)に設定。約1億214万株を新規発行する。7月25日をめどに手続きを完了する予定だ。幹事には最大1532万株を追加購入できる30日間のオプションも付与した。


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