エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)は15日、メタバース戦略の責任者を任命した。ボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)が従業員向けに送った文書を引用してロイター通信が伝えたもの。「コンシューマー・エクスペリエンス＆プラットフォーム」部門の責任者だったマイク・ホワイト氏を「次世代ストーリーテリング」を担当する上級副社長に任命したという。
　チャペックCEOはメタバース事業でどのように稼ぐかなど詳細情報を提供していないが、ホワイト氏の仕事について「ディズニーのエンターテインメント向けに現実世界とデジタル世界をつなぐことになる」と説明。「弊社は100年近く、テクノロジーを活用してストーリーをより深く、よりインパクトのある方法で実現することで、エンターテインメントを再定義してきた」と述べた上で、「今日では、それらの“宇宙”をつなぎ、視聴者が私たちの物語をどのように体験するかについての全く新しいパラダイムを作るチャンスがある」と強調している。


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