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2022/08/25 11:08

セールスフォースが引け後に7%安、通期ガイダンスを下方修正 無料記事

 24日のNYアフターマーケットでは、クラウド顧客管理大手のセールスフォース(@CRM/UA)が同日終値比6.79%安の167.79ドルに急落した(通常取引では前日比2.28%高の180.01ドル)。2023年1月期ガイダンスを下方修正したことなどが逆風だ。
 セールスフォースは同日引け後のカンファレンスコールで、23年1月期の売上高を317億〜318億ドル→309億〜310億ドル、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を4.74〜4.76ドル→4.71〜4.73ドルに引き下げた。いずれも市場予想(約317億4100万ドル、約4.75ドル)を下回る低調な見通しだ。
 同時に公表された8〜10月期予想業績も軟調。売上高が78億2000万〜78億3000万ドル、同EPSが1.20〜1.21ドルと、こちらも市場予想(約80億4800万ドル、約1.29ドル)に届いていない。
 マーク・ベニオフ最高経営責任者(CEO)は第2四半期決算発表後、「私が最近話をしたほぼすべての人が、ビジネスに対してより慎重な姿勢で臨んでいる。こうした傾向は当面続くと予想している。ガイダンスにもこれが反映された」と説明した。


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