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2022/04/07 09:28

テスラ4%安、上海工場の停止長期化を警戒 無料記事

 6日のNY株式市場では、電気自動車(EV)メーカーの米テスラ(@TSLA/U)が前日比4.17%安の1045.76ドルと続落して取引を終えた。上海工場の再開スケジュールに不透明感が漂っていることが警戒されているもようだ。
 中国上海市のロックダウン(都市封鎖)措置の影響で、先月末に生産停止したテスラの上海工場は6日時点で稼働を再開していない。新エネルギー関連ニュースサイト「エレクトレック」などによると、先週末1日の生産再開を当初計画していたが、十分な労働者やサプライヤーを確保できなかった。今週初の4日にも生産再開が計画されていたものの、それも流れている。現時点で再開日は不明だが、会社側は「少なくとも4月8日まで生産を再開する予定がない(少なくとも7日まで操業停止)」ということを従業員やサプライヤーに通知したという。上海工場の生産停止期間は、3月28日から起算して4月6日ですでに10日間となった。
 上海市ではロックダウンを実施中。黄浦江以東の地域(浦東)が3月28日午前5時から4月1日午前5時まで(現地時間、以下同)、同以西の地域(浦西)は4月1日午前3時から5日午前3時までの予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、上海市当局は4日時点ですでに同期間の延長を決定している。


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